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《 磯 良 の 海 》

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磯良の海に想いを寄せて


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次の季節の予感もなく

長い梅雨のあとに 夏を通り越して

秋が来てしまいました

スサノオ の 荒ぶる魂 〈荒魂 : あらたま〉

は いつになったら 収まるのやら

〈そのくらいで よかろうもん〉と 祈るしかないようだ

箱崎の八幡さんの 〈幸魂 : さきたま〉でも

お櫛田さんの 〈奇魂 : くしたま〉 でも ダメなら

もう あの方に 頼むしかない

今年は 月見団子のほかに 「とおりもん」 もお供えしますから

なにとぞ 月読命(つきよみのみこと)の 〈和魂 : にぎたま〉のお力を

十五夜は 明後日 晴れてくれればいいのだが


私にできることといえば

薄(ススキ)のかわりに 秋の花をと思っていたら

ベランダに 待望の秋の花が 一輪 咲きました



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〈上 撫子(なでしこ)の花 〉

〈下 芙蓉(ふよう)の花 〉


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撫子の花 が 咲きました

芙蓉の花 は 枯れたのに

あなたが とても 無口になった 秋に


(さだまさし : 追伸 )より


旧暦の 八月十五日が 「十五夜」

旧暦の 九月十三日が 「十三夜」

「十三夜」は 後の月とよばれ 十五夜のつぎに美しいといわれている

(今年は 十月六日)

宮中では、古くから月見の宴が催される

八月の十五夜を芋名月(芋を供える)に対し

九月の十三夜は枝豆や栗を供えるので

豆名月 や 栗名月 とも呼ばれる

ひねくれ者の私は

「十五夜」より「十三夜」のほうに 愛着をかんじるのだが

何故だかは わからない



人恋しと 泣けば 十三夜

月は おぼろ 淡い 色具合

雲は 月を隠さぬ様に やさしく 流れ

丸い月には 流れる雲が

ちぎれた雲が よくにあう

風がさわぐ 今 や 冬隣り

逃げる様に 渡り鳥がゆく

列に ついてゆけない者に また来る春が

あるかどうかは 誰もしらない

ただひたすらの 風まかせ


(井上陽水 : 神無月にかこまれて)より



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〈 見わたせば 向ひの野辺の なでしこの 散らまく惜しも 雨な降りそね 〉

万葉集10巻1570


訳 : 見わたすと 向こうの野辺に なでしこが咲いています

散ってしまったら 悲しいですね

雨よ 降らないで ‼︎






by nonkei7332 | 2014-09-06 15:55 | | Comments(0)


白い花 が好きだ
純白の ウェイディングドレス のように
清楚で 無垢で
触ると 壊れてしまいそうで


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ハナシュクシャ の花


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白い花といえば 『ビアンカの花 』といって
7月に 記事にした花があった(上の花)
〈ビアンカ 〉というのは ポルトガル語で
〈白っぽい〉という意味の言葉で じつは
私が 作った 架空の花 の名前 なのだ
本当の花の名前が 後日 わかった
花の名前は 『 木立朝鮮朝顔 』(きだちちょうせんあさがお)
私的には ビアンカの花 のほうが ピッタリするし
心に残る エビソードもあったので
変えないままにしている

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上から

薔薇(ばら)
木槿(むくげ)
梔子(くちなし)

私には すべてが
『 ビアンカの花 』 なのだ





by nonkei7332 | 2014-09-02 12:05 | | Comments(2)


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刻に埋もれた 鍛治師の メルヒェン を語る前に
涼風に揺れる 花の話をしよう
〈揺り籠〉の花
百合の花


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《 道の辺の 草深百合の花笑みに 笑みしがからに 妻と言ふべしや 》
(万葉集 詠み人知らず 7巻1257)

意味 : 詠み人が男か女かわからないので 解釈が分かれる歌だが
〈 男の場合 〉
「草深い中に咲く百合のように あなたは微笑みかけてくれた それだけであなたを私の恋人と思ってもいいのですか」
〈 女の場合 〉
「道端の草の茂みに咲く百合の花のように ちょつとほほえみかけたからといって 私を恋人ときめてかからないでください」



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〈 ギリシャ神話 〉
英雄ヘラクレスの誕生とユリの花の物語です
ゼウスは 王女 アルクメーネ の美貌に魅せられ 彼女の夫が旅で留守のある日
アルクメーネの夫に姿を変え 彼女の寝室に入ります
ゼウスは3日も太陽を昇らせず 何も知らないアルクメーネと過ごします
その時生まれたのが ヘラクレスです。
生まれた ヘラクレス に 嫉妬深いゼウスの妻 ヘラ の乳を飲ませなければ
不死身にすることができません そこで ゼウス は ヘラ を眠り薬で眠らせ
ヘラクレスに飲ませました
ところが 夢うつつの中で気付いた ヘラ は手で払い除けました
この時 乳首からほとばしり出た乳が天に昇り「天の川」になりました
(天の川のことを ミルキーウェイ というのは この話からだったのです)
そして 地に落ちた乳が 白いユリの花 になりました



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《 さ百合花 ゆりも逢はむと 下延ふる 心しなくは 今日も経めやも 》
(万葉集 大伴家持 18巻4115)

意味 : 百合といえば 。 ゆり(あとで)。後で逢えると期待できなければ 今日という日を過ごすことはできません
(「ゆり」とは、「あとで、後に」という意味です)







by nonkei7332 | 2014-08-29 23:54 | | Comments(0)


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雨上がりの家の垣根に
紫色地に白い縁取りをした小さい花が咲いていた
祇園の芸妓の つまみ簪(かんざし)のように 房状に 垂れ下がり
そよ風に揺れながら 甘い香りを漂わせている

花の名は

「 デュランタ(Duranta) 」

メキシコ地方や西インド諸島が原産だ
デュランタ の名前は 16世紀のローマ法王の侍医 であり
植物学者でもある「デュランテス」の名前に由来しているという
和名は タイワンレンギョウ(台湾連翹) なぜ 台湾なのかは わからない
明治中期頃に観賞用植物として渡来したというから
まだ この国には 目新しい 花なのだ


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いくつかの品種があるらしいが
一番多いのが タカラズカ と言われる品種で
枝垂れるように伸びた枝先に
白覆輪の入った濃い青紫色の花を多数咲かせる
タカラジェンヌ の菫色の袴を思わせるからだろうか
なぜ タカラズカ なのかは 詳しい事はわからない
梅雨が始まる6月ごろから秋の10月ごろまで長い期間次々と
花を咲かせるらしいが 今年みたいな 雨ばかりの夏でも
いつまでも 可憐な可愛い花を見せてくれるのだろうか

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花言葉は 『 あなたを見守る 』


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甘い香りに誘われて
黄金虫が 羽根を休めていた





by nonkei7332 | 2014-08-27 14:05 | | Comments(0)

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台風は逸れた それでも 野を分ける風は強く

咲く花も散ってしまったかなと思いながら

雨上がりを 外に出た

鈍色の空を背に 白い 百日紅(さるすべり)が

雨に濡れながらも 凛々しく 咲いていた



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百日紅(さるすべり)


中国南部を原産とする夏を代表する花木の一つで 冬は落葉する

春に伸びた枝の先端に夏から秋にかけて花がさく

花色は白、ピンク、紅、紅紫花びらは6枚でフチが強く波打ち

満開時期の姿はよく目立つ 花後には球形や楕円形の果実をつけ

熟すとはじけてタネを散らす

樹皮は褐色で所々はがれて白い肌があらわれ 縞模様になる

樹皮のはがれた部分はつるつるしているところから

「猿も滑って落ちる→猿滑り」というのが 名前の由来とされている

漢字では「百日紅」という漢字を当てるが

これは開花期間が長いところからきている


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あなたの瞳に映る 真白な百日紅

遙かな青空の 遠くに白い雲

去ってゆく季節に 取り残されるより

いっそ季節ごと 消してしまえたら

心の色も 想い出色も

咲いては散ってゆく 風が吹く

百日紅の花


(百日紅(ひゃくじつこう)さだまさし) より


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『 散れば咲き 散れば咲きして 百日紅 』(加賀千代女)



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今日から 夏の甲子園 大会が始まった

今年は 96回大会だという

46年前 私もユニフォームを着て 開会式の行進に参加していた

場所は 残念ながら 甲子園ではない 今はもう無くなったが

福岡の 平和台球場

ちょうど 50回記念大会だった

もう 半世紀も前の話なのに

よく 憶えている 暑い日だった








by nonkei7332 | 2014-08-11 11:59 | さだまさし | Comments(0)


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夏の花といえば 木槿(むくげ)ですね

『 槿花一朝(きんかいっちょう)の夢 』(人の世ははかないの意)

といわれるように 朝咲いて 夕方にはしぼんでしまう「一日花」です
とはいっても ほんとうは 二三日は咲いています

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《 萩の花 尾花 葛花 なでしこの花 をみなへし また藤袴 朝顔の花 》
(万葉集第八巻 : 1538)

山上憶良(やまのうえのおくら)の詠んだ「秋の七草」の歌です
木槿の花は 秋の花 だったようです
万葉集に登場する「朝顔の花」は 私たちが良く知っている
あのヒルガオ科のアサガオとは違って
当時は 朝に咲くきれいな花を「朝顔(あさがほ)」と呼んでいました
木槿だけではなく 桔梗の花も 朝顔と呼ばれていたようです

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源氏物語の二十帖『 朝 顔 』の話。
朝顔の姫は 源氏が若い頃から熱をあげていた女君の一人ですね
姫君自身も源氏に好意を寄せていましたが
源氏の恋愛遍歴と彼と女君たちの顛末を知るにつけ
妻になろうとまでは思わず 源氏の求愛を拒み続けてプラトニックな関係を保ち
折に触れて便りを交わす風流な友情に終始したとあります 辛い片恋の物語です。
まれに「槿(あさがお)」と表記されることがあるので
この「朝顔」は木槿のことですね。

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韓国では 国の繁栄を意味する花として 国花になっています
そういわれれば 大統領の名前は 『 朴 槿 恵 』
〈槿〉の字が有りますね
 
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 『 それがしも 其(そ)の日暮らしぞ 花木槿 』

   私を慰めるように 一茶が 一句詠んでくれました。



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by nonkei7332 | 2014-07-22 13:24 | | Comments(0)

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花には表情がありますね
私には この花はいつも 笑っているように 見えるのですが

その笑顔の裏には
『 ギリシャ神話 』 の こんなにも悲しい物語が隠されていました

海の精 クリュティエ は 太陽神アポロンに愛されていました
やがて アポロンは ペルシア王女 レウコトエ に夢中になってしまいます
それを知った クリュティエ。
嫉妬に狂い ペルシャ王に娘の恋を密告してしまうのです
驚き怒った王は娘を捕まえると生き埋めにして殺してしまいます
アポロンは密告した犯人が クリュティエ だと知って
彼女のもとを完全に去ってしまいます
哀れな クリュティエ。
届かぬ恋の思いに すっかり やつれてしまい
9日間も 空の下 夜も昼も地面に立ちつくしました
食べることも忘れ 雨露と自分の流す涙を飲み干すだけでした
やせ細った クリュティエ はただ空を仰ぎ そこを通るアポロンの顔を見つめて
そちらへ自分の顔を向けるだけ
やがて 彼女の足は地面に根付き 美しい顔は花に変わってしまったのです
その花は今でも 太陽を追いかけるように咲いています
その花が ひまわり です

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ひまわりの花言葉を知っていますか ?

『 私は あなただけを 見つめたい 』

ひまわり って 悲しい花でしたね。


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何度見ても 泣いてしまう映画がある

『 ひ ま わ り 』

舞台は 第二次世界大戦終結後のイタリア
出征したきり行方不明の夫の消息を求めて ロシアの大地を探しまわる
ジョバンナ が やっとの思いで 出会えた夫 アントニオ のそばには
美しい妻と子供がいた
その場を逃げるように去る 帰りの列車の中で
号泣する ジョバンナ(涙)
やがて イタリアに戻って 新しい生活を始めた 彼女のもとに
アントニオが訪ねてくる 再出発を促すアントニオに揺れ動く ジョバンナ
その時 二人の現実を諭すように ジョバンナの子供の泣き声 が(涙)
そして アントニオがロシアに帰る ミラノ駅のラストシーン
そのホームは 数年前彼女が戦場へ行く若き夫を見送った 同じホームだった
静かに走り出す列車の窓からじっと ジョバンナ を見つめる アントニオ
戦争が引き裂いた悲し過ぎる愛の物語でした
ひまわり畑をバックに流れる ヘンリー・マンシーニの主題歌も 哀しすぎたですね。


もう二度と あんな 戦争はやめようと誓った映画だった
なのに 現実(いま)も
あの 愚かな戦争が ひまわり の咲く
あの ウクライナの地で 続いているという
今朝の悲しい ニュース だった








by nonkei7332 | 2014-07-19 15:46 | | Comments(2)
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雨が降りそうだったから
傘を持っての散歩でした
そこまでして とお思いでしょうが
傷めた腰をかばって 歩かなくなると
いつまでも痛みは 遠のいてくれないから
ましてや 連日の雨
傘をステッキのように持ってでかけました
別れの予感にしても 恋の予感にしても
私の予感はどんな予感でも 当たるみたいで
雨の予感も的中しました
傘を広げようとしたその時
ピカッと 空が割れ ゴリゴリと〈鳴る神〉の音に紛れて
『 私を連れていって』
とちいさな声が 聞こえたのでした
周りを見渡してみたけど 人の気配はないし
ただ 足許の垣根の中に 一輪の 梔子(くちなし)の花
『お前か?』
『濡れたくないのか?』
もう一度 周りを見渡して
人の気配がないのを確認してから
そっと 手を伸ばして 手折ってあげました
いけない事とはわかっていました
それを 〈鳴る神〉の仕業にしてしまいました

くちなしの甘い香りは
私を 《 つみびと 》にしたのです


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アメリカの独身女性 ジェーン は38歳
イタリアのベネチアに一人旅行に出かけました。
といえば
そう 原題が 『 Summer Time 』
邦題が 『 旅 情 』
キャサリンヘップバーン主演の1955年の有名な映画ですね
この映画の主人公が
ジェーン や相手の男性の レナード ではなくて
実は 『くちなしの花』だったのを
私は 知っていました
ストーリーはどこにでもある "ひと夏の恋のアバンチュール" です
純粋な ジェーン はその心を 純白の『くちなしの花』に託しますが
哀しいかな それを運河に落としてしまうのです
実ることがない恋と知ってしまった ジェーン は
アメリカに帰る決心をします
その時の ジェーン の有名な名セリフ
「いつも パーティから 帰りそびれた私に 帰る時を教えてくれたのは レナード 貴方よ」
レナード は そんな彼女の 純白な想い を知っていました
そして あのラストシーン
ジェーンの乗る列車を追いかける レナード の手には
あの 純白の 『くちなしの花』が・・・



『くちなしの花』の甘い香りは
たくさんの人たちを
《 つみびと 》にしてきたのですね。








by nonkei7332 | 2014-07-16 18:34 | | Comments(4)


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名前も知らない花でした
いつも 立ち止まって 空を見上げて 見ていました


夢の中で 子供たちに聞きました
(あの花はなんていう名前なの?)
子供たちは言いました
(あの花 ビアンカ の花 って いうんだ)
(白い花 っていう 意味さ)
(だって 夏なのにキラキラ輝いているだろう)
(みんな ビア って呼んでるよ)
私も ビア って呼んでいいのかなと聞くと
(どうかなぁ~ ビア に聞いてみたら)
そう言って 子供たちは どこかに行ってしまいました


目が覚めると 外は雨
雨音だけが聞こえる 静かな朝です
熱い コーヒーを飲みながら
ビア の事を 考えていました
雨が降っているけど 大丈夫かな
ビア の声が聞こえてきました
《 仕方ないですね 思うようにいかないのが人生です
笑いましょう 疫病神も近寄れないようにね 》


雨が 強く 降っています
Kenny.G を 聞いています
《 Over the Rainbow 》
澄み切った サックス🎷の音が 雨音を消してくれます
歌詞をみたくなりました



《 Over the Rainbow 》~虹のかなたに~

Somewhere over the rainbow
Way up high
(どこか、虹の向こうの空高くに)
There's a land that I heard of
Once in a lullaby
(昔、子守唄で聞いた国があるはず)
Somewhere over the rainbow
Skies are blue
(どこか、虹の向こうに空がとても青く)
And the dreams that you dare to dream
Really do come true
(信じてた夢がすべて叶う場所がある)
Some day I'll wish upon a star
(あたしはいつか星に願うでしょう)
And wake up where the clouds are far behind me
(そして目覚めると雲ははるかかなたに消えて晴れわたり)
Where troubles melt like lemondrops
(悩みはレモンドロップのようにとけてなくなる)
Away above the chimney tops
(煙突よりもずっと上のほうで)
That's where you'll find me
(あなたはあたしを見つけるわ)



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ビア は 大丈夫だよ
こんなに雨が降っても 笑っているし
いつまでも 白く 輝いているから
顔晴っているから

誰かの 声がした


by nonkei7332 | 2014-07-03 07:05 | | Comments(0)


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今年も 公園の『 合歓の木 』に花が咲いた
雨が続いたせいか 綿毛のような淡紅色の花は
散ってはいないかと心配していたが
雨の晴れ間の青空に 艶やかに咲いていた
合歓の木は マメ科の落葉高木で
葉は羽状複葉で 互生し 小葉が数十枚並んでつく
夜になると 小葉が手を合わせたように閉じて垂れ下がる
夏になると 淡紅色の約20個からなる頭状の花をつけ
夕方開花し 紅色の長い雄しべが傘状に広がる
名前の由来は 鳥の羽に似た葉が夜には
自然に閉じて木が眠ったように見えることから
ネムノキという名がついたいう
また 漢名の合歓(ごうかん)は
夜になると葉が重なり合うように閉じることから
共寝の象徴として用いられ
万葉集をはじめ 艶っぽい 相聞歌などに
時々 使われたようである

万葉の相聞歌の中でも
合歓の木の歌で 知られるのが

「大伴家持」と「紀女郎」の相聞歌

〈 昼は咲き 夜は恋ひ寝る 合歓木の花 君のみ見めや 戯奴わけさへに見よ 〉
〈 紀女郎 万葉集 8巻 1461 〉

( 昼に咲いて 夜には恋しい想いを抱いて寝るという合歓(ねむ)の花を
私だけ見てもいいのでしょうか 貴方もここに来て見たらどうですか )

我妹子が 形見の合歓木は 花のみに 咲きてけだしく 実にならじかも 〉
〈 大伴家持 万葉集 8巻 1463 〉

(あなたからもらった形身の合歓木は、花が咲くばかりで実にはならないかもしれません・・)


なかなか 意味深な 男と女

さてさて
大伴家持(おおとものやかもち)
あの 大伴旅人(おおとものたびと)の嫡男である
旅人が太宰府に赴任していた時も十四歳まで 一緒に
太宰府にいたが その後 父と共に 奈良に戻り
翌年に 旅人が亡くなると
大伴氏の跡取りとして 高級官僚の生活が始まる
貴族の子弟として必要な学問・教養を早くから身につけ
歌人としての力量も兼ね備えていたようで
家持の歌は『万葉集』の全歌 4516首 のうち なんと 473首 を占めている
その中でも 養母の 坂上郎女(さかのうえのいらつめ)をはじめ
多くの 女性との間で 問答歌や相聞歌を残している
紀女郎 はその中の一人
かなり早熟した若者であったようだ
この歌を残した時は 家持 二十五歳 聖武天皇の恭仁京への遷都に伴って
妻を奈良に残しての単身赴任中のことである

かたや
紀女郎 (きのいらつめ)
紀朝臣鹿人の娘で 名は小鹿(をしか) といった
夫は安貴王(あきのおおきみ)といって
采女(うねめ=後宮で帝の給仕をする女官の職名)
との密通事件を起こして 都を追われたために
その後 離別したようだ
その頃の歌がある

〈 世の中の女(をみな)にしあらば 直(ただ)渡り 痛足(あなし)の川を 渡りかねめや 〉
〈 紀女郎 万葉集 4巻 643 〉

(世の常の女なら たやすく川を渡って 恋しい人の後を追うだろうに 私にはそれが出来ない)

「世の常の女」ではないと 自負する気高さとプライドを持った
女性だったようだ
家持とは 小さい頃から 接していた親族で 一回りも年上の
綺麗な 憧れのお姉さん みたいな存在だったのかもしれない
この頃は 官女として 家持よりも先に都に住んでいて
合歓の歌を交わすような間柄ではあったのだが
どちらかというと
年下の家持が 紀女郎に熱をあげていたというのが真相みたいだ
紀女郎は 惹かれながらも どこか ためらいがちに
この恋を拒んでいるようにも見える 女心
そんな歌がある

〈 神さぶと いなにはあらず はたやはた 如是して後に さぶしけむかも 〉
〈 紀女郎 万葉集 4巻 762 〉

(悟りきって 人並みの恋などしないと言っているのではありません 恋愛関係になった後で 貴方の心が離れてしまうのが辛いのです)


やがて 泡沫(うたかた)の恋にも 終わりがくる
家持の こんな歌がある

〈 撫子は 咲きて散りぬと 人は言へど 我が標めし 野の花にあらめやも 〉
〈 大伴家持 万葉集 8巻 1510 〉

( なでしこは咲いて散ったと人は言うけれど 私が標(し)めをした(自分のものと目印をつけた)野の花のことではないでしょうね )
《 他人は人の心変わりのことを色々と言うけれど あなたは心変わりはしないですよね 》





合歓の花が 匂う
水無月の 昏い夜には b0325317_17193596.jpg
〈ジャックダニエル 〉と
〈KENNY G 〉が よく似合う
















by nonkei7332 | 2014-06-26 17:03 | | Comments(0)

by ヒサミツ