ブログトップ

《 磯 良 の 海 》

hisamitsu.exblog.jp

磯良の海に想いを寄せて

<   2018年 07月 ( 2 )   > この月の画像一覧


b0325317_11525641.jpeg



空蝉の殻は木ごとにとどむれど たまのゆくへを見ぬぞかなしき


  古今集 448



〈通解〉


蝉のぬけがらは 木と共に残っているけど



魂はどこに行ったのかわからないのが 哀しい





写真は 蝉の脱け殻ではありません



地上に現れて 羽化 をするために 松の木に 登ってきたところです



おそらく 日が沈むと 羽化を始め



明日の朝には 蝉となって 飛んで行っているでしょう



そして その後には 空蝉が残っているでしょう




蝉は 卵から 孵化すると 地中に潜り 5年近く そこで生きています



やがて 地上に登ってきて 羽化して 成虫になるのですが



蝉となって 生きているのが 10日ぐらいなのです



その間 鳴き続けて 交尾して メスは 卵を産んで死んで生きます



オスの中には 交尾もできず そのまま 亡骸となるのが



4割ぐらい いるそうです




b0325317_11543613.jpeg



ギラギラとした は何を考えているのでしょうか



残された 生への悦び なのでしょうか


どこか 緊張して 哀しい目をしているようにも思えます



上手く 羽化 できるだろうか



上手く 鳴けるだろうか



はたして 交尾の相手と巡り会えるだろうか



不安と 期待とが 交差した そんな まなざし です




最後の大勝負の決勝戦のまえにした 準決勝



そうです 《セミファイナル》なのです




鳴く蝉の命の限り鳴く声は 夏のみそらにひびき泌みけり


岡本かの子






by nonkei7332 | 2018-07-23 12:47 | 日記 | Comments(0)


b0325317_12354415.jpeg



今年も 荒ぶる神 容赦なく



この国を 諌めたように思えます



前線が北へ去り



夏越しの祓いの山笠が終わると



この町には 身も焦がすような



灼熱の季節がやってくるのです





祭りとは 民俗学者の折口信夫 こう言っています



祭りは、禊ぎに伴ふ夏神楽から出て居る。



神楽は鎮魂のために行ふものであつた。



禊ぎの後の潔まつた身の内に、



外来の威霊を堅く結び止めようとする儀式である




冬の凍る夜に限つた楽舞(あそび)が、



夏にも行はれるやうになつたのである。』




今年の町内の 夏まつりの会議で



「今年は 炭坑節もいいけど フォークダンスでもやってみたら」



半分冗談みたいに言った私の意見が取り上げられて



フォークダンスを踊る羽目になりました



「オクラホマミキサー」懐かしいメロディが



素足で 土の上を踊った 記憶が蘇ってきます



小学校の頃 好きな女の子が ちかずいて来るとドキドキしましたね



「オクラホマミキサー」は歌の名前ではないそうです



オクラホマで踊られた ミキサーというダンスの名前だそうで



楽曲の名前は「藁の中の七面鳥」といいます





古代 まだ 文字がなかった頃 人々は まつりの日に



鎮守の杜(集会所)に集まって 歌を歌いました



〈相聞歌〉です 男と女の 掛け合いの歌でした



中国の少数民族でも オーストラリアの先住民族アボリジニでも



今も 続いているそうです 『歌垣』と呼ばれています



半島でも 日本でも その名残がいくつか 残っています



というより 盆踊りも 神楽も 相撲も 元をただせば



この『歌垣』が起源かもしれませんね





さてさて 夏まつりのフォークダンス



私の心をときめかせてくれるような



ステキな 女性は現れてくれるでしょうかね





オクラホマミキサー の練習風景










by nonkei7332 | 2018-07-21 13:34 | 日記 | Comments(0)