天文薄明
6時半に目が覚めました
身震いするほどの 寒さでもなく いつものように
熱い 緑茶を口に運びながら 外をのぞくと
朝もやが かかった 日の出前の薄明るい空が見えます
空の明るさが 星明かりよりも明るいくらいの 時刻を
「天文薄明」というそうですが
日の出前の 1時間位でしょうか
今日の 日の出を調べると 7時21分。
ダウンジャケットを 引っ掛け タブレットを持って 外に出ました
目的地は 私がいつも 朝陽を拝む ベストスポット
平日なら 旗を振って 子供達の元気な声に応えている時間ですが
今日は 土曜日 町は いつもより 静かです
7時21分 東の空を 見ると まだ太陽は 見えません
慌てて タブレットで 『日の出の定義』を検索しました
「太陽の上辺が地平線(または水平線)に一致する時刻」とあります
やっぱりそうか そうだよな と納得。
東に そびえる 山の稜線から 太陽が 登るまで 待機と決めてから
待つこと 18分 7時39分
若杉山(681m) 辺りからでしょうか
朝陽が 姿を見せてくれました。
久しぶり に 二拝二拍手一拝 。そして 大きく 深呼吸。
アマテラス の 霊気を体の隅々まで頂きました
世の中は 暗い話ばかりです
でも やがて 上る 太陽を迎えるまでの
「天文薄明」なんだと思えば
この痛みにも みんな 耐えられるのに。