霖雨 ( ながあめ )
九州北部の 梅雨入りは 平均すると 6月5日ごろ
梅雨明けは 7月20日ごろ だといいます
3ヶ月予想は 5月 6月が 暑い日が続いて
本格的な 梅雨は 7月にはいってからだと
気象庁はいっていますが
あくまでも 予報は 予想であって あてにはならない
最近は 3ヶ月先の事など 誰もわからない程
異常気象が続いているからです
梅雨期間が 70日以上も あった年を調べると
1889年・1901年・1920年・1945年 で
概ね 20年ごとの周期
とくに 第2次大戦が終わった 1945年は
5月中旬から 8月まで 長雨が 100日も続いたようです
また 反対に 1904年は
6月中旬のわずか 4日間 の梅雨だったとか
真鍋大覚さんの 《大地の雲映》の中で
霖雨 の兆候を表すものとして
《 斑 鳩 》(いかる) という鳥と
《 彼 岸 花 》の話をされていました
斑鳩 は 初冬にきて 中春 ( 3月 ) に去る 渡り鳥です
聖徳太子が愛した鳥として知られています
法隆寺あたりに 太く黄色い口ばしを持つ
斑鳩 という鳥が 群れをなしていたことから
その地を 斑鳩の里 (いかるがのさと) と
名ずけた といわれています
この 斑鳩 が 立夏 (5月) になっても 渡らずにいると
その年は 長梅雨 になるといわれています
彼岸花 は 9月の中旬 に花を開きます
ところが 50年に一度の位の 周期で
15日も早く 咲く年があって
その年は 長雨冷夏となる といわれています
夏に 帰る 鳥を見て
棚田 の 畔に咲く 花をみて
天 を 知る
いにしえの民の知恵なのでしょうか
今年 4月の チリのカルブク火山噴火が
日本にも 異常気象を起こすのではないかと言われてます
斑鳩 の鳥が まだ 日本の空を飛んでいたら
今年 彼岸花が 8月に咲いたら
気にならないと言えば 嘘になりますね
by nonkei7332
| 2015-05-17 22:40
| 日記
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