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《 磯 良 の 海 》

hisamitsu.exblog.jp

磯良の海に想いを寄せて

今年の 抱負



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新年明けましておめでとう御座います



2015年 平成27年 昭和90年 大正104年 明治149年

戦後70年 暦は 刻一刻と 残された日々を削って行きます

また一年 お騒がせの 一年になるでしょう

おつきあいの程 宜しくお願い致します。



今年の抱負と言えば

新年恒例の 息子達との 三人会で ちょっと 飲みすぎて というより

歌いすぎて 話し始めたら 迎えが来たので 途中になってた事を

この場を借りて 話しをさせてもらいます


《 今年の父の抱負 》


① まともな 『 語 部 』(かたりべ) になります


語 部 とは 昔から語り伝えられる〈昔話〉〈民話〉〈神話〉〈歴史〉などを

現代に 語り継いでいる人のことをいいます

なにせ 去年から始めたブログですし

古代史なんて 何も知らなかった 私でした からね

そんな 私に 火をつけたのが あの 「綾杉るな女史 」でした

歴史講座 や ブログ を通して 今まで知り得なかった 多くの知識や

「真鍋大覚」の世界 や そして 神社やその土地に隠された「伝承」を

まるで 機を織るように 縦糸と横糸を紡いで 私達に 解りやすく 教えてくれました

それは まるで 幼子が母の語る 昔話をせがむように ドキドキしながら

るなさんの 次の物語を待っている ような そんな 私の姿がそこにありました

彼女は 現代の 素晴らしい「語部」です

去年は偉そうに 追いつきますなんて彼女に宣言しましたが

すみません 間違っていました 間違いなく ますます 離されていきます

まあ それでも 目標があるということは いいことですよね


それから 最近 もうひとり 私にとっての 「語部」がもう一人増えました

その人は 「世阿弥」です

夢幻能の世界をつくり この世に無念を残して

いった 祖先達を 謡曲と舞 で物語にしていった 人でした

「世阿弥」は物語の奥に もう一つの物語を 隠しました

それを 解明していく作業は 私にとっては

ミステリー小説を読むより ドキドキさせてくれます

彼の題材となる 演目は 神であり 仏であり

また ある時は 鬼 や 妖怪と呼ばれて

歴史から 消されていった 怨念を抱えた 人達(先祖) だったりします

彼は 真実の姿を 物語にすることが かれら への 『 弔 い 』だったのです

広い意味では 「語部」とは

万葉の〈柿本人麻呂〉も 〈大伴旅人・家持親子〉も そして〈西行〉も 「語部」でしょう

最近の人では 藤沢周平 も江戸の名もなき庶民を 小説の中で 弔なっていたし

司馬遼太郎も 坂本龍馬をはじめとする

維新の志士を 物語を残すことで 弔っていたんでしょう

「生きてる者」が 「この世に存在しない死者」に唯一できることは

『弔い』だけです

去年 母の三回忌 で 父と母 の墓に手を合わせました

手を合わせることだけが 弔いだとは 思いません

父と母のことを何も知らない君たちに

こうやって 私の知っているかぎりの

父や母の物語を残す事こそ 父母への 弔いだと 私は思っています

ルーツを追う事も同じです

先祖である 「小堀家」「土師氏」「菅公」「野見宿禰」

そして 「安曇磯良」を 語ることも

私にとっては 弔いなのです

『 また 親父の 古代妄想(誇大妄想) が始まった 』と思うことは かまいませんが

「語部」として 「弔い人」としての

わたしの姿が そこに あることを 知っていて欲しいのです

そして 私のことも含めて その事を 子供達に 繋いで欲しいと願っています

そんなことで 今年は もう少し まともな 「語部」 になります



② 『 旗振り オジサン 』続けます


このこと は ラインで知らせてますが もう一度 そのいきさつを書きます

去年の4月 近くの小学校の近くの交差点で毎朝 旗を振って

子供達の誘導をやっておられた方が その帰り

交差点近くで 交通事故に遭い 亡くなられました

その後 誘導をする人がいなくなったという話を 近所の人から聞きました

その翌日から 私は 「旗振りオジサン」を 襲名しました

交差点(辻) は 異界への入り口です 危険な場所です そこで 子供達を護ること

そして そうやって 亡くなられた 先代の魂を 弔うためです


毎朝 約一時間の 楽しい時間です 逆に 子供達の元気をもらっています


③ カラオケ 卒業します

このことは 言わないでおこうかと 思いましたが 白状します

私が どれほど カラオケにはまっていたかは 知っての通りです

自分の歌った歌を CD にしてまで それも 何枚もですから

君たちが 呆れていたのを知っています

今年も 一緒に歌って 君たちにもう 勝てないと

思ったからではありません

今年から 『 謡 曲 』を始めます

あの 「高砂や〜」 の謡曲です

出来れば 孫の結婚式に 謡ってみたい

きっと やめてくれと いわれるのは 覚悟の上です

はまったら とことんまでいく 私のことは

君達が 見てきた通りです

諦めて下さい



以上が今年の父の抱負です

どうか ため息をつかないで

今年も よろしく。



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by nonkei7332 | 2015-01-05 11:16 | 日記 | Trackback | Comments(2)
Commented by わたつみ at 2015-01-06 12:06 x
今年もよろしくお願いします。知識豊富なブログ、訪れる度に気づきを、勝手に、たくさん頂いています。
私もずっと、歴史から消された人々に興味を抱いてきました。これは、「弔い」だったのですね。
私の中に眠る、戦(いくさ)の神々を今年こそ解放したいと思います。
Commented by nonkei7332 at 2015-01-06 13:41
わたつみさん こんにちは
《 地球ツアー 》の目的は この美しい青い星を
争いのない 平和な星にすることだと 教えてくれましたよね
繋げていただいた者として 誰かに 繋げていくことこそ
私の唯一の使命だと思っています
地球ツアー の 次のツアーにも 連れていって下さいよね
何億光年も 離れた 星にも 〈磯良の海〉がありますか?
今年もよろしくお願いします。


by イソラ