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《 磯 良 の 海 》

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磯良の海に想いを寄せて



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桔梗 の 花




朝顔は 朝露負いて咲くといへど 夕影にこそ 咲きまさりけり



万葉集 102104 作者不明




朝顔は 朝露を浴びて 咲くといいますが



本当は 夕暮れの中の方が 輝いてみえます




万葉の頃は 朝に開く花を 朝貌の花といいました



木槿(むくげ) や 桔梗 (ききょう) のことをいいました




山上憶良 秋の七草 を歌った歌です




萩の花 尾花 葛花 なでしこの花 おみなへし また 藤袴 朝顔の花


万葉集81538



ここでいう 朝顔は桔梗の事なのです



貝原益軒 などは 朝顔は 木槿 (むくげ) だというふうに言っています



しかし 木槿は 朝咲いて 夕に萎むといわれているので



夕方綺麗に咲くのなら 桔梗なのでしょう




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グロリオサ




グロリオサ 〉という ユリ科の花を見つけました



別名を 百合車 といいます





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ハイビスカス



〈ハイビスカス〉は 木槿 芙蓉 とよく似ています



熱帯の花ですね ハワイの州花 です




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芙蓉 の花



暑い というより 熱い という 毎日です



高温熱射病情報 なるものが 発表され



外出は控えるようにと 予報は伝えています



くれぐれも ご自愛を








by nonkei7332 | 2017-07-22 17:54 | | Comments(0)


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菩提樹 の 花




箱崎宮 参道にある 〈恵光院〉の 菩提樹の花 です



黄色い 花の下に立つと 甘い香りに包まれます



お釈迦様 菩提樹の下で 悟りを開いたとされます



その菩提樹は インド北部原産 桑科の熱帯樹で



〈インド菩提樹〉といわれている木です



恵光院 菩提樹 中国原産 科の木(しなのき)科の菩提樹 です



どこで 間違えたかというと



日本で一番古い 禅宗のお寺は 博多の聖福寺 です



ここの開祖が栄西禅師



宋から お茶を持ってきて 背振山に植えて



日本国中に お茶を広めた 人ですが



もう一つ から持ってきたのが 中国原産の菩提樹です



どうやら インド の菩提樹だと 間違って持ってきたみたいです



日本各地の寺院にある 菩提樹 全て この菩提樹 です




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恵光院 菩提樹 樹齢200年だそうです



恵光院 真言宗のお寺さんで



黒田第二代藩主 黒田忠之が 開基しました



本尊は 薬師如来



明治の廃仏棄釈で 筥崎宮系の寺院は



ほとんど 無くなりましたが 唯一 残ったのが 恵光院 です



境内にある 〈燈籠堂〉は もともと 筥崎宮の中に在った堂宇で



秀吉 箱崎に宿陣の折 千利休が 茶を奉ったとされる



由緒ある お堂でした




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釈迦涅槃図 (一部)




本殿 釈迦涅槃図 開帳されていました



室町時代の作だそうです 作者は不明です



15年前に 修復されたそうです



釈迦の横に 木がありますが これは 菩提樹ではありません



この木は 〈沙羅双樹〉といわれる木です



『平家物語』の 冒頭に出てくる あの木です




祗園精舎 鐘の声


諸行無常 響きあり。


〈沙羅双樹〉の 花の色


盛者必滅 理をあらはす。


おごれる人も久しからず


ただ春の夜の夢のごとし。




沙羅双樹 花の色は ?



インド原産の 沙羅双樹 淡黄色 だそうです



これまた 日本では 育たない木だそうで



日本で 沙羅双樹 といわれている木は



椿 》と呼ばれている 木だそうです



真っ白な 花が咲くそうです







by nonkei7332 | 2017-06-08 21:34 | | Comments(0)



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牡丹が終わると



待っていたように 芍薬(しゃくやく)の花が咲きます




〈肥後芍薬という 和芍薬 です




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西洋芍薬 と呼ばれる 芍薬です




牡丹 と 芍薬 の違いはですね




牡丹 は 木 です 芍薬 は 草 です







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麦仙翁 (むぎせんのう)




〈別名〉アグロステンマ といいます





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柏葉紫陽花 (かしわばあじさい)




葉が 柏の葉 に似ています





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花いかだ (花筏) といいます




葉の上に花が咲きます そして 葉の上に実がなります




なんとも 不思議な花でしょうか




可愛い実がなっています もうすぐ 黒い実に変わります




〈別名〉嫁の涙 (よめのなみだ)




凄い名前デスね












by nonkei7332 | 2017-05-16 23:57 | | Comments(0)



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六日のあやめ 』という があります


ここでいう 六日というのは


56 今日のことです


時機に遅れて役に立たないこと 》をいいます


55日の 端牛の節供 用いる菖蒲(あやめ)は


六日では もう 間に合わないという意味です




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端午の節供 〈菖蒲の節供〉ともいいます


菖蒲 厄祓い に使うのです


この国では 季節の変わり目に 五節供 』といって


厄祓いの行事をおこなってきました




人日(じんじつ) : 17 七草の節供



上巳(じょうし) : 33 桃の節句



端午(たんご) : 55 菖蒲の節供



七夕(たなばた) : 77 笹の節供



重陽(ちょうよう) : 99 菊の節供





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端午の節供


男の子の祭りという イメージが定着していますが


じつは 古代では 女の子の祭りだったのです


あまり知られていませんね



田植え月である 5月になると 「五月忌み」という行事をしていました


田植えは 早乙女(若い清らかな女性)がするものとされ


田植えの前に 一定の日々で 心身を清める 「物忌み」をしていました


蓬(よもぎ)や菖蒲で屋根を葺いた小屋に一晩籠って 穢れを祓ったのです



その後、武士の時代になると


「菖蒲」が 武を尚(たっとぶ)「尚武」や「勝負」に通じることから


いつの間にか


男の子のおまつりに変わってしまったのでした





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菖蒲の花をみていると やはり この花は 女の子の イメージです


「六日のあやめ」の 主人公は 女の子なのです


そんな 若い女の子の 不安な想いを


さだまさし 名曲 六日のあやめ 』で 詠いました





子供の頃から 遅れて咲いていた


六日のあやめと 笑われて泣いた


遅れまいとしたら 転んで怪我をした


十日の菊と あきらめて泣いた




やっと大人になったのに


変らないのが悲しくて


そうつぶやいたらあなたは


遠くを見ながら笑った




遅れて咲いても 花は花


実らなくっても 恋は恋


叶わなくっても 夢は夢


届かなくっても 愛は愛


ほら 一番星みつけた




子供の頃から 年寄りっ子だった


三文安いと 笑われて怒った


怒るまいとしたら 涙がこぼれた


母だけが笑った 明日天気になあれ




こんな私でもいいですか


変らないけどいいですか


そうつぶやいたらあなたは


また遠くを見ながら笑った




雲にかくれても 月は月


飛べなくっても 鳥は鳥


どこへ流れても 水は水


変らなくっても 君は君


ほら 一番星





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by nonkei7332 | 2017-05-06 13:10 | さだまさし | Comments(0)



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卯の花




桜が終わると それが合図のように



四月の中頃から



多くの花々 一斉に 花をつけ始めます



その筆頭が 卯月(4月) の名前にもなった



卯の花 でしょう



万葉集では ほととぎすと合わせた 歌が 21 あります





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つつじ



つつじ(躑躅) もこの頃から 咲き始めます






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白藤



藤棚では 白や紫の 藤の花 も もうすぐ 満開です







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春牡丹



先週の 筥崎花庭園 では 春牡丹 見頃でした







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木香薔薇 (モッコウバラ) です






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名前を調べ中の花です


(わかる人教えてください)







by nonkei7332 | 2017-04-20 14:28 | | Comments(0)


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興福寺 阿修羅像




1922年(大正10年) 48


詩人は 浅い春の北の大地を とぼとぼと 歩きながら


自らの 心模様を 言葉に変えました





心象の はいいろはがねから


あけびのつるは くもにからまり


のばらのやぶ や 腐植の濕地


いちめんのいちめんの 諂曲(てんごく)模様


(正午の管楽(くわんがく)よりもしげく


 琥珀のかけらがそそぐとき)


いかりの にがさ また青さ


四月の気層のひかりの底を唾(つばき)し


はぎしり ゆききする


おれは ひとりの修羅 なのだ


・・・・





もう 何度も読んだ


宮澤賢治 『春と修羅』の詩です



ひとりの修羅として この世に立ち向かう時


憤り 怒り 口惜しさ 反芻しながら


唾を吐き 歯ぎしりをしながら 歩くしかない


そんな 心象が描かれています





冬は必ず春となります しかし 来る春は



いつも 明るい希望に満ちた春ばかり とはいえません


5年前 4


私は リハビリ病棟の窓の外から


桜の散りそめる風の姿を追っていました


テレビでは 連日 311 悲しみが伝えられていました


慣れない車椅子を右手で引きずりながら


まがりなりにも 生きている自分と


大切な人を失くし 哀切の日々を送る人達のはざまで


私も ひとりの修羅だったのでした





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遅い桜が 満開となりましたが


福岡は 連日の雨です



見る人に 花も昔を思ひ出てて 恋しかるべし 雨にしをるる



西行の歌です


桜目線で この歌を解釈すると こうなります



今年も また 私に会いに来てくれたのですね


私も あの頃のことを 想い出しています


雨に濡れているのではありません


これは 私の涙です








by nonkei7332 | 2017-04-07 13:12 | 日記 | Comments(0)



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2014年 3月27日 の桜


桜の開花は



〈冬の寒さの厳しさ〉と 〈春先にかけての暖かさ〉が



予想の基準 だといいます



冬暖かすぎると春先の気温が高くても開花が遅れることもあるそうです



それにしても 今年は 福岡の桜は 遅すぎます



今年の福岡は あきらかに 遅春 です



遅春(ちしゅん) とは



すでに暦の上では春になっているのに 冬のなごりで 寒さが残り



春がなかなかやって来ないことをいいます





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2015年 4月2日 の 桜




2015年(おととし) 42 満開の桜 です



この日は 最高気温 26 最低気温 13 でした



ちなみに 3月の平均気温は 15.4



20度以上の日が 6日もありました





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2016年 4月2日 の 桜





2016 (きょねん) 42 満開の桜 です



この日は 最高気温 22 最低気温 14 でした



ちなみに 3月の平均気温は 16.0



20度以上の日が 4日もありました





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今日の 桜




そして



2017 42 (今日) 二分咲きの桜 です



今日は 最高気温15 最低気温 8 でした



今年の3月の 平均気温は 14.6



20度以上の日は 1日もありませんでした





花見の日取りが決まりません








by nonkei7332 | 2017-04-02 19:50 | | Comments(0)


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馬酔木(あせび) の 花 が見たくて

箱崎宮 の 花庭園 に 行ってきました



春日山 から 飛火野辺り

ゆらゆらと 影ばかり 泥む夕暮れ

馬酔木の 森の 馬酔木に

たずねたずねた 帰り道




さだまさし は 『まほろば』の中で

《 馬酔木(あせび) の 森の 馬酔木(まよいぎ)に 》

と 詠いました



別れを決めた 若い二人がたどり着いたのは

春日大社参道の二の鳥居少し手前を 南側に入った

〈ささやきの小径〉辺りだったのでしょうか

道の両側には 馬酔木が 生い茂っています

二人の歩く道は 迷い道 だったのでしょう

狂おしい程の 別れの記憶が 蘇ってきます




遠い明日しか 見えない僕と

足元の ぬかるみを 気に病む君と

結ぶ 手と手の 虚ろさに

黙り黙った 別れ道




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馬酔木 は 花が終わり 四月の終わり頃になると

綺麗な 若葉に包まれます

去年 は 若葉の頃 でした

あれから 一年

私の 周りだけ 時の流れが こんなにも速いのは


何故 なのでしょうか






by nonkei7332 | 2017-03-23 06:25 | さだまさし | Comments(0)


白い花束 を あなたに贈ります

散歩をしながら 写した 白い花達を

YouTube にまとめてみました

BGM は 私の 大好きな歌


マイクロジャクソン の 《SMILE》です








《 SMILE 》


Smile though your heart is aching

Smile even though it’s breaking

When there are clouds in the sky, you’ll get by

If you smile through your fear and sorrow

Smile and maybe tomorrow

You’ll see the sun come shining through for you


Light up your face with gladness

Hide every trace of sadness

Although a tear may be ever so near

That’s the time you must keep on trying


Smile, what's the use of crying?

You'll find that life is still worthwhile

If you just smile



微笑んでごらん たとえ 心が 病んでも

微笑んでごらん たとえ 心が ひきさかれても

たとえ 空が雲に覆われていても

大丈夫 きみなら越えられる

微笑んでごらん 悲しくても 怖くても

微笑んでごらん 明日にはきっと

君のために また太陽が輝きだすから

 
今ある喜びで 笑顔を 輝かせてごらん

全ての 悲しみの跡も 消えてしまうから

涙が 近くに 迫ってきたら

そんな時こそ がんばるんだよ


微笑んでごらん 涙にくれそうな時でも

人生 まだまだ 捨てたもんじゃないと わかるから

君が微笑みを忘れないなら






by nonkei7332 | 2017-02-24 10:30 | | Comments(2)


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白花曼珠沙華




〈中秋の名月〉の日

診察に呼ばれました

いつものように レントゲン撮影のあと

『 どうやら 肺に水(血)も 溜ってないようだし

膨らみ具合も昔に近いようですね 』

担当医は 私の肺を まるで 風船 のように 話す

『 肋骨は 3本とも 見事に折れていますから 当分は痛いでしょうね

ただ 痛むたびに 痛さも小さくなっていきますから 我慢して下さい

痛みが 無くなれば ブラジャーは外されてもいいですよ 』

彼は 胸当てバンドの事を いつも こう呼ぶ

あと 二週間もすれば 痛みも無くなるだろうと

いともあっさりと 収束宣言をしてしまったのだ

こうして 二週間足らずの 私の 「方丈記」は いともあっさりと

終わりを告げられたのでした



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帰りに 筥崎宮の『放生会』(ほうじょうや) へ寄りました


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筥崎宮 参道



かつて 放生会では 生きた亀が売られ 人々は この亀を買っては

近くの 川や池に放ったという 『放し亀』の風習がありました

八幡宮は 神仏習合 され 全国に広がっていった

日本で最も普及した 神社信仰ですが

神社 及び それ以前の祭神については

古来 謎とされています

海神 でもあり 幡を立ててまつる神 秦氏の氏神 とされた神だとすれば

私は 博多櫛田神社の 『大幡主神』こそが

ここには 隠れておられているような気がします

〈大幡主神〉こと 〈塩土老翁 (しおつちのおじ)〉

山幸彦を龍宮に連れて行った 亀として

記紀には 浦島の伝説として残っています

この《放生会》は 古代神話の入り口といってもいいような

多くの謎に包まれた 祭りなのです

人々は 何もわからず 〈秋が来たから放生会〉といって

ここに 集まってきます 祭りだから それでいいのです

豊饒を祈り 生きている事への 感謝を祈る

祭りだから それでいいのです

それこそが 祖神 への 感謝の祈りでも あるからです



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山保呂志 の 花



庭園で 淡紫色の 清楚 な花を見つけました


 『 山保呂志(やまほろし)』の 花


別名がありました


 『 蔓花茄子(つるはななす)』



花との出逢い

生きていることへの 感謝の一日でした
 



今回 多くの方から

激励のメッセージを頂きました

この場をお借りして 感謝申し上げます

ありがとうございました








by nonkei7332 | 2016-09-16 11:30 | 日記 | Comments(2)

by ヒサミツ