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《 磯 良 の 海 》

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磯良の海に想いを寄せて

広重 の 謎



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この浮世絵の作者 》です



広重 江戸時代後期



あの 有名な 東海道五拾三次 』を描いた 浮世絵師 です



ゴッホ セザンヌ にも 影響を与えたと言われています



さて この浮世絵画 広重 描いたとされる



六十余州名所図会 』と言われる 連作のひとつです



全国の名所 描いたものですが



場所は 筑前 筥崎海中の道 〉と書かれています




いくつか があります



おそらく 広重 全国六十余州 を旅して 描いたものとは違って



いろんな人から聞いたり 書物を題材にして描いたものでしょう



航空写真 ドローン がなかった時代ですので



この絵は 志賀島の展望台(潮見公園) りから



海の中道を見て描いた 風景が 原画なのでしょうか



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とすると 手前の鳥居の神社は



〈志賀海神社〉か 西戸崎の〈大岳神社〉ということになります



題名は 筥崎 になっていますが



この絵の中には 筥崎 どこにも見当たりません



実際の 筥崎八幡宮 はこの絵でいうと



上部の 松原のもっと 右側になります



ひょっとすると 広重 手前にある 鳥居を



筥崎宮 勘違いしていたんじゃないかという



憶測をしてしまいます



憶測ついでに この絵は 筑前博多の名所を描いたものです



海の中道 誰もが認める 博多の名所ですが



この絵には もう一つの 名所が隠されています





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上部に 描かれた 小山と その沖に浮かぶ小島です



ここは 名島弁財天社 が 鎮座する



〈名島山〉と 〈妙見島〉ではないかと 推測します



時は 江戸時代 博多の町に 弁財天信仰が 拡がってました



六月の祭日には 町人は こぞって 博多の港から 船に乗って



名島の浜に上り 神社に押し寄せたと いいます



絵に描かれた 帆掛船 名島を目指しているように見えます



貝原益軒 「筑前国続風土記」の中で



『名島弁財天社』のことを



むかしは 大社なり、参詣の人多し 》と書いています



『妙見島』は 豊臣秀吉 朝鮮出兵の時に



淀君 を連れて 茶会を 催したとされる として 有名です




私の 憶測なのか 妄想なのか



タイムマシーン 江戸時代に戻って



広重 聞いてみたいものです




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『原安三郎コレクション 広重ビビッド』



日本財閥の重鎮として活躍した原安三郎氏の



秘蔵の浮世絵コレクション 北九州美術館 初公開されます



歌川広重晩年の代表作を中心に



葛飾北斎や歌川国芳まで約250点を展示されるそうです



916日(土)~ 1029日(日)



さっそく 予定表に入れました



広重 に 会ってきます






by nonkei7332 | 2017-08-20 13:12 | 日記 | Comments(0)