白 の 記憶
白山には 女神がすんでいます
なまえを 菊理姫 (くくりひめ)といいます 白山比咩ともいいます
古事記の神話には 《造化の三神》(ぞうかのさんじん) といって
天と地が出来たとき 高天原に成られた三柱の神様がおられました
〈天之御中主神〉(あめのみなかぬしのかみ)
〈高御産巣日神〉(たかみむすひのかみ)
〈神産巣日神〉(かみむすひのかみ)
一番初めに出てくる 最高神だといわれるのが
《 天之御中主神 》
この神様 アマテラス みたいに 有名な神様ではないのですが
みなかのぬし (真ん中におられる 中心におられる 主の神) なのです
主の神 といえば
大幡主命(オクシダサン)・豊国主命(ヤタガラス)
大国主命(ダイコクサマ)・事代主命(エビスサマ) などがおられます
博多から 出雲 越前に至る 領域を治めておたれました
〈主(ぬし)のつく神様 の頂上におられる神様です〉
それから 天(あま)の神様 といえば
天照大神(アマテラス)・天日槍(スサノオ)・天忍穂耳(ウミサチ)
天穂日(トヨタマヒコ)・天鈿女(アメノウズメ・オイナリサン)
などの神様がおられますが
いずれも 海を渡ってきた 神 なんですが
〈天(あま)のつく神様の頂上におられる神様でもあるのです〉
白山の女神 の 正体こそが 実は
《 天之御中主神 》だったのです
今年になって
白山平泉寺 に住む 方と 不思議な縁で知り合えました
昨日 その方から 写真が届きました
2月10日 朝起きて 外を見た時の 雪景色だそうです
雪に埋もれた 霊峰白山
遠い 久遠の記憶を辿る 魂の旅 が
私の中で 始まったようです
by nonkei7332
| 2017-02-15 13:19
| 古代史
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