白 き 春
《 枕草子 》の有名な冒頭です
春 は あけぼの
ようよう 白くなりゆく山際 少し明かりて
紫だちたる雲の 細くたなびきたる
【口語訳】
春は明け方が良い。
日が昇るにつれてだんだんと白くなる、
その山の辺りの空が少し明るくなって、
紫がかっている雲が長くたなびいている様子が良い。
《春分の日》とは 暦の始まりとして
新たな 一年のスタートとなります
日本の地方には 古くから 『日天様のお供』という風習があります
先ずは早朝 東にある 宮に行き 日の出を拝みます それから 南へ歩き
夕刻は 西の地にて 日の入り を拝み 家に戻るという 日祀りです
彼岸の中日に 一日かけて 新たな気持ちで 太陽を迎え 太陽を送るという
きわめて 素朴な風習だけに 私にもできそうだと思いました
私 の 博多における 「日天様のお供」プランです
志賀海神社 の 遥拝所から
二上山(立花山・三日月山) に昇る日天を拝みます
それから 南へ向かい 箱崎八幡宮で 〈お汐井とり〉をして
そして 夕方には 糸島二見浦に沈む 日の入りを拝んで帰ってくる
百花繚乱の春 は まじかです
ユキヤナギ や 辛夷の花が 綺麗です
by nonkei7332
| 2016-03-20 16:26
| 花
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