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《 磯 良 の 海 》

hisamitsu.exblog.jp

磯良の海に想いを寄せて

晩夏 の 候



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葉鶏頭




ゆく夏に 名残る暑さは

夕焼けを 吸って

燃え立つ 葉鶏頭

・・・・・



荒井由美 の 『 晩夏 (ひとりの季節) 』
という 曲の冒頭の一節です
ユーミン の歌の中でも 群を抜く 名曲です
平原綾香もカバーしています





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鶏頭の花




《 秋さらば 移しもせむと 我が蒔きし 韓藍の花を 誰れか摘みけむ 》
万葉集 7巻 1362 作者不明

(語訳)
秋になったら 染料にしようと 思っていた
韓藍(からあい)の花を 誰かが 摘んでしまった

韓藍 の 花 とは 『 鶏 頭 』の花のことです
想いを寄せた人が 嫁いで行った悔しさを詠んだ歌です




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白萩



《 君ゆくと その夕暮れに二人して 柱にそめし 白萩の歌 》
与謝野晶子

与謝野鉄幹 は 近くにいた 多くの 弟子の中でも
与謝野晶子の事を「白萩の君」と言っていたそうです

《 別れねば ならぬ夕暮れ 二人して 柱に刻む 恋の暗号 》

俵 万智 は 〈チョコレート語訳 みだれ髪〉の中で
この歌をこんな風にうたっていました





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桔梗の花


《 白埴の 瓶に桔梗を 活けしかば 冴えたる秋は 既にふふめり 》
長塚 節 「鍼の如く」 より

( 語訳 )
白磁の瓶 に活けた 桔梗の花をみると
そこには もう 澄んだ秋の気配が 漂っています





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アマリリスの花



ギリシャ神話 『 アマリリス 』


ギリシャ に アマリリスという 羊飼いの少女が暮らしていました
そんな アマリリスは ある日 羊飼いの少年 アルテオに恋をしました
ところが アルテオは花がとても大好きで 花にしか興味がありません
だから アマリリスにはまったく関心を抱かず
彼に花束を届けてくれる少女に好意を持っていました
アマリリスは 神に祈りを捧げました
すると 神は 一本の矢とお告げを アマリリスに送りました
アマリリスはお告げどおり 自分を傷つけました
その傷から流れた血から 美しい花 が咲きました
その花を見た アルテオは その美しさに 夢中になり
いつも 離さず 愛したのでした
それから 人々は この花の事を
アマリリス と呼ぶようになりました









by nonkei7332 | 2015-08-16 22:48 | | Comments(0)