ブログトップ

《 磯 良 の 海 》

hisamitsu.exblog.jp

磯良の海に想いを寄せて

海 の 日 に



b0325317_14381735.jpg



今日は 海の恩恵に感謝するとともに

海洋国家日本の繁栄を願う日 だそうです


麦わら帽子をかぶって

磯良の海 ( 博多湾 ) がみえる公園の ベンチに座り

海の声を 聴いていました

この海が大好きだった 父の甲高い声が聞こえます

磯で遊ぶ 子供達の はしゃぐ声が聞こえます

耳をそばだてると 海人達の艪(ろ)で漕ぐ 音も

海辺の 名島(浦島) の宮の 笛や太鼓の音も 聞こえてきます



b0325317_14405499.jpg

10年前 私は 仕事で 島原 に行ったことがあります

JR の 諫早 で乗り継いで 島原鉄道 に乗りました

今は亡き 一人の 古代史研究家 であり

島原鉄道の復興の立役者でもあった その人の面影と

『まぼろしの邪馬台国』という本を抱えての 道行きでした

その人とは 《 宮崎康平 》 (1917~1980) さん です

〈さだまさし〉 は 父と 宮崎さんとが 親友であった繋がりで

生前 親交もあったそうで 宮崎さんが亡くなった後

こんな 歌 をつくっています



b0325317_14455443.jpg
宮崎康平氏




《 邪 馬 臺 》 さだまさし



盲いた詩人はいつもザボン口に運び乍ら 

想い出たどる様に

見えない目を開いて 静かに海を観てた 

幻の国の事をまるで故郷を語る様に 

 道程について風景について 優しく僕に話した 

 有明の空の雲だけが あの人の寂しさを知っていた 

そう弥生の風に追われる様に 

 あなたが逝った晩に 眠れないまま息を密めて 

 不思議な夢を観た 

 雲仙(やま) は噴煙を吐いて

霧は針摺瀬戸(かいきょう) を包み込んで 

異国の便り乗せた小さな舟がひとつ 静かにすべってくる 

 盲いた詩人がひとりその小舟に座っている 

得意の笑顔みせてはにかむ様にじっと 静かに海を観てる 

 有明の海に風が吹く あの人を追いかけて夢が吹く 

ああ悲しい程に焦がれ続けた 幻の人が

今 きっとあなたを抱きしめている 

 不思議な夢を観た



b0325317_14500683.jpg
映画 「まぼろしの邪馬台国」にて
宮崎康平役 の竹中直人
和子役 の 吉永小百合




なみだは


にんげんのつくることのできる


一番 小さな海です


( 寺山修司 海の歌 より)




by nonkei7332 | 2015-07-20 14:57 | さだまさし | Comments(0)