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《 磯 良 の 海 》

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磯良の海に想いを寄せて

海 の 日 に



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今日は 海の恩恵に感謝するとともに

海洋国家日本の繁栄を願う日 だそうです


麦わら帽子をかぶって

磯良の海 ( 博多湾 ) がみえる公園の ベンチに座り

海の声を 聴いていました

この海が大好きだった 父の甲高い声が聞こえます

磯で遊ぶ 子供達の はしゃぐ声が聞こえます

耳をそばだてると 海人達の艪(ろ)で漕ぐ 音も

海辺の 名島(浦島) の宮の 笛や太鼓の音も 聞こえてきます



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10年前 私は 仕事で 島原 に行ったことがあります
JR の 諫早 で乗り継いで 島原鉄道 に乗りました
今は亡き 一人の 古代史研究家 であり
島原鉄道の復興の立役者でもあった その人の面影と
『まぼろしの邪馬台国』という本を抱えての 道行きでした
その人とは 《 宮崎康平 》 (1917~1980) さん です
〈さだまさし〉 は 父と 宮崎さんとが 親友であった繋がりで
生前 親交もあったそうで 宮崎さんが亡くなった後
こんな 歌 をつくっています


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宮崎康平氏



《 邪 馬 臺 》

盲いた詩人はいつも	ザボン口に運び乍ら 

想い出たどる様に	

見えない目を開いて 静かに海を観てた 	

幻の国の事を	まるで故郷を語る様に 

 道程について	風景について 優しく僕に話した 

 有明の空の雲だけが あの人の寂しさを知っていた 	

そう弥生の風に	追われる様に 

 あなたが逝った	晩に 眠れないまま息を密めて 

 不思議な夢を観た 

 雲仙(やま) は噴煙を吐いて	

霧は針摺瀬戸(かいきょう) を包み込んで 	

異国の便り乗せた	小さな舟がひとつ 静かにすべってくる 

 盲いた詩人がひとり	その小舟に座っている 	

得意の笑顔みせて	はにかむ様にじっと 静かに海を観てる 

 有明の海に風が吹く あの人を追いかけて夢が吹く 	

ああ悲しい程に	焦がれ続けた 幻の人が	

今 きっとあなたを抱きしめている 

 不思議な夢を観た



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映画 「まぼろしの邪馬台国」にて
宮崎康平役 の竹中直人
和子役 の 吉永小百合




なみだは


にんげんのつくることのできる


一番 小さな海です


( 寺山修司 海の歌 より)




by nonkei7332 | 2015-07-20 14:57 | 日記 | Comments(0)

by ヒサミツ