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《 磯 良 の 海 》

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磯良の海に想いを寄せて

蓮始開 ( 蓮 始めて 開く )




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七十二候 でいうと

7月13日から 7月17日 までを

『 蓮 始 開 』( はすはじめてひらく ) といいます

水の底から 徐々に 茎が伸びてきて この頃 いっせいに
花を咲かせる 頃 なんですね
「月下美人」の花のように 一晩 ほどではありませんが
花の命は短くて
蓮の花 は 四日ほどで 花を閉じてしまいます

蓮の華 を 「 蓮 華 」といいます
仏教の教えの中には 度々 登場します
「 一蓮托生 」や「如蓮華在水」など
よく使われる 言葉ですね

蓮の根 を 「 蓮 根 」
これはもう 日本人の食卓には欠かせません

「 蓮の実 」といえば
昔 福岡城 のお堀には
一面 蓮の花が咲いていました
父 は 蓮の花が終って 実をつけると
私たちを 蓮の実取りに 連れて行ってくれました
記憶が途切れていて その実をどんな風にして
食べたのかは 残念ながら 覚えていません


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蓮の実
『フォト蔵 』より



七十二候 は 日本の暦ですが
もともとは 古代中国にあったもので
中国では 「蓮始開」のころ を
『蟋蟀居壁 』(しつしゅつ かべに おる) といって
こおろぎ が 壁で 鳴く頃 だといっています

こおろぎの鳴く声はまだ聞こえませんが

先週 梅雨の晴れ間に 蝉の声は 聞こえていましたね

蜻蛉 (トンボ ) は もう たくさん 飛んでいます

蜻蛉 のことを 別名 〈アキツ〉といいます
〈アキツ〉は 訛って 〈アカネ〉といわれ
夏の 夕焼けの色 だといわれました
漢字で書けば 《 茜 色 》と書きますが
今でも 茜色の空 とか言います


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茜色のストール



実は この色には もう一つの 謂れがあります
古く 平安 の頃から 根っこが 赤い色をしていることから
〈 赤 根 〉と 呼ばれる草があって
人々は それを 草木染め にする事を 茜染め と呼び
染まった色を 茜色 とよんだそうです




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そういえば 昨日も 茜色の夕日でした

かつて 天智天皇 も 憂いた

あの 夕焼けの色でした

大雨 が こないといいのですが







by nonkei7332 | 2015-07-14 12:07 | 日記 | Comments(0)

by ヒサミツ