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《 磯 良 の 海 》

hisamitsu.exblog.jp

磯良の海に想いを寄せて

夏 の 夕焼け



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福岡市東区 19時12分 撮影



真鍋大覚さん は 「儺の国の星拾遺」224P

〈梅雨星〉の中でこう書かれている


『 《 夏の夕焼け舟漕いで待て、秋の夕焼け鎌砥いで待て 》

筑前志摩 から 筑後三池まで、

百姓ならば誰でも知っている諺である

夏の夕映は大水、大震の前兆であり、

秋の夕映は天気の前兆であった 』



福岡市には 午後4時ごろ 雷が鳴り かなりの雨が降った

雨が止むと 青空がひろがり 夕空は 紅く染まったのだ

この大気の 落差は 普通ではない

台風9号 の余波だろうか 湿度が高く

大気はかなり不安定で いつ 大雨になるのか

定かではないと気象庁は言っている

大水の前兆でなければ いいのだが ・・・。



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福岡市東区 19時 03分 撮影



同じ頃 気になる 雲が 南の空に 広がっていた


「 豊 旗 雲 」?


《 わたつみの 豊旗雲に 入日さし 今夜の月夜 あきらけくこそ 》

万葉集1巻-15 中大兄皇子


古来 皇子の仕事といえば

天皇の代わりに 天地の暦を読む事であった

この歌は 夕焼けの美しい雲や 月夜を詠んだものではなく

天変の前兆である「 豊 旗 雲 」を見た 皇子の

民 の 生活を 憂いた歌 なのだ



〈 百姓の諺 〉などと

決して 軽んじる事はあってはならない

何百年も伝えられてきた その土地の伝承は

今の気象学的検証をはるかに 凌駕する

血と汗の染み込んだ データの積み重ねであるからだ



「 荒ぶる神 」といえば


想定外の怖さを 私達は 学んだはずなのに


哀しきかな


川内原発1号機 の 再稼働準備が


最終段階に入ったと報じられている








by nonkei7332 | 2015-07-08 23:47 | 日記 | Comments(0)