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《 磯 良 の 海 》

hisamitsu.exblog.jp

磯良の海に想いを寄せて

二日目のカレー



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海紅豆(かいこうず)の花
別名 (アメリカ梯梧)



一人暮らしを始めた頃のこと

外食にも飽きて 自炊をはじめたのはいいが

ついつい 量を多く作ってしまうのである

カレーを作ろうものなら 悲劇の極み

3日 も 4日 も 食べ続ける 羽目におちいる

最後の一皿のころには 体じゅう 部屋じゅうに満ちあふれた

カレーの匂いに もう二度と こんな生活は嫌だと 思ったものだ


そもそも 《一日三食》などという事を 誰が決めたものなのか

おそらく 昔 「腹が減っては戦が出来ぬ」といって

野山 を 駆け抜けた 兵士達 や

一日中 田や畑の中で 汗水垂らしながら

土にまみれた 農民達にとっては

食べないと体がもたなかったから うまれた

食生活 で あったのであろう

「一日に玄米四合 と味噌と少しの野菜を食べ」といった

宮沢賢治の詩を読んで 今の若者は

あれは食べ過ぎじゃないか といったコメントを見たが

昔の ハードな 農民の生活を知らない者の言葉にしか思えない

「 食 は 命 」というが

現代人とっては 〈一日三食〉という 飽食生活が

かえって 命を縮めている原因だとは 誰も気づかないのだろうか


世の中 が 様変わりしている

地下鉄に乗ると ほとんどの人が スマートフォンを覗いている

近くに コンビニがあれば 生きていくのに 困る事はない

酒屋 も 米屋 も 八百屋も 商店街から 姿を消した

その 商店街さえも 近い将来 無くなっていくのだろう



変わったものは 何なのか

変わらないものは 何なのか

変えなくちゃいけないものは 何なのか

変えちゃいけないものは 何なのか



改めて 自分に 問うてみる と いろんなものが 見えてくるはずだ



「二日目のカレー は美味しい」と 誰かがいったが

私 は 美味しいと思った ためしがない


「恋も二度目なら 少しは上手に」と 誰かが 歌っていたが

私 は 上手な恋をした ためしがない


すべてにおいて 「一期一会」を 大事にしたいと思う


今日この頃である


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山桃 の 実





by nonkei7332 | 2015-06-11 16:08 | 日記 | Comments(0)