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《 磯 良 の 海 》

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磯良の海に想いを寄せて

水鏡天満宮



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正面から



菅原道真公 の 水鏡伝説 が残る 《 水鏡天満宮 》



福岡市 最大の繁華街「天神」の地名の由来となったのも この 水鏡天満宮です




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本殿




こんな 歌がありました


《 水鏡せると伝ふる 天神の みあしのあとに 千鳥 群れ飛ぶ 》


道真公が 博多に上られた折に

四十川 ( 今の薬院新川 ) の水面にご自分のお姿をご覧になったとされ

当初は「容見天神」(すがたみてんじん) とよばれていました

社殿も 現在地ではなく もっと 上流の 今泉付近だったと言われています

当時は 今の 博多とは ずいぶん違う 地形ですが それでも

浜千鳥が飛んでいる 海岸線では あったようですね

( 鎌倉時代の博多古地図参照 )



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「冷泉津」の右上に 容見天神 の表記があります




その後 500年経って 冷泉津と呼ばれた 干潟も 次第に陸地となり


黒田長政が 福岡城を築城の折には 東北の鬼門に当たる


現在の場所に 移転させたといわれています


(江戸時代の博多古地図参照)


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左下が 福岡城 右上の川沿いに 赤い色の鳥居があるのが 「水鏡天満宮」





《 氏神 》の定義を 「お宮参り」した神社とすれば


この 水鏡天満宮 が 私の氏神になります


実は 私の両親は 結婚と同時に


水鏡天満宮の社務所の裏にあった 茶室のある 小さな家にすんでいました


(綾杉酒造所跡付近)


というのも 表千家の茶道を教えていた 母の叔母の養子になって 後を継いだからです


綾杉酒造所は 香椎宮そばの 武内家の関係の酒屋さんでしたね


私の想像ですが おそらく この付近には 綺麗な水 があったんでしょうね


そういう訳で 私の兄と姉は 天満宮そばの この家で 生まれています


私はここでは 生まれていませんが 路地の奥にあった 茶室と庭のある 小さな家は


今でも 憶えています





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茶室と庭の写真









by nonkei7332 | 2015-03-25 22:21 | ルーツ | Trackback | Comments(0)

by イソラ