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《 磯 良 の 海 》

hisamitsu.exblog.jp

磯良の海に想いを寄せて

咲くや この花



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《 難波津に 咲くや此の花 冬ごもり 今は春べと 咲くやこの花 》

【 通釈 】
難波津( 博多津の国 )に この花( 梅 )が 咲いたよ

冬の間はこもっていた花が いよいよ春だよと

この花( 梅 )が咲いたよ.


この歌は 「百人一首」の 始めに歌われる 序歌 です

『古今集仮名序』の古註には

難波津の歌」は 大鷦鷯(おおささぎ)帝(仁徳天皇)の御代の初めを祝う歌である

仁徳天皇が 難波( 博多津の国 )で 皇子であられた時

弟皇子と春宮の位をたがいに譲り合って即位なさらず 三年も経ってしまったので

王仁(わに) という人が気がかりに思い、詠んで奉った歌である。

この花とは 梅の花のことです

(王仁:百済から帰化した学者)




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博多人形 「木花咲耶姫」






日本神話に出てくる女神 木花咲耶姫 (このはなさくやひめ)


この歌の中にかくされています


木花咲耶姫は アマテラスの孫 ニニギノミコト(瓊瓊杵命) の妻であり


あの 海幸彦 山幸彦 の母 です


山幸彦の孫が 神武天皇 です


この歌は 古代倭王朝の事 を 詠ったものでしょう





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太宰府政庁前 (模型)




万葉集 には 119首もの 〈梅の歌〉が詠まれています

特に 天平二年正月の十三日

太宰府の 大伴旅人 邸にて催された 宴において

それぞれの参加者が 梅を題にして詠った 32首 の梅の歌(5巻 815~845)を 読むと

あたかも 其処に 同席している 想いにかられるほど

優美な世界に引き込まれていきます

やはり 万葉の古都とは 筑紫の古都だと 思わざるを得ないですね




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by nonkei7332 | 2015-03-17 00:10 | | Comments(0)

by ヒサミツ