朔旦冬至 の 朝 に
19年 に 一度 の この日
朔旦冬至 の 朝 に
暁 に むかひて 祈る
太陽 (アマテラス) よ 月 (ツクヨミ)よ
共に 混じりて
地球のすべての 生きるものたちに 希望をあたえよ
今 朝日に包まれた 子供たちの
19年後の為に 穏やかな 温もりを 与えよ
そして 私に 何ができるのか ひとつかみの 指針を 与えよ
もし こんな 私にも できる事があるとすれば
その暗き道に 昼も 夜も
一条の 光を 与えよ
「ベルリンの壁」崩壊25周年を
2日後にひかえた 今年の 11月7日
ウェルト文学賞受賞した 村上春樹 さん が
ベルリン市内で こんな スピーチを されたという
私にとって 壁は人々を分かつもの
一つの価値観と別の価値観を隔てるものの象徴です
壁は私たちを守ることもある
しかし 私たちを守るためには
他者を排除しなければならない
それが壁の論理です
壁はやがてほかの論理を受け入れない
固定化したシステムとなります
時には 暴力を伴って
ベルリンの壁は間違いなく その典型でした
世界には多くの種類の壁があります
民族 宗教 不寛容 原理主義 強欲
そして不安といった壁です
私たちは壁というシステムなしには
生きられないのでしょうか
ジョン・レノン が かつて歌ったように
私たち誰もが想像する力を持っています
暴力的でシニカルな現実を前に
それは か弱く はかない希望に見えるかもしれません
でもくじけずにより良い より自由な世界についての
物語を語り続ける
静かで息の長い努力をすること
一人一人の想像する力は そこから見いだされるのです
たとえ壁に囲まれていても
壁のない世界を語ることはできます
その世界は自分の目で見えるし
手で触れることだってできる
それが大事な何かの出発点になるかもしれません
by nonkei7332
| 2014-12-22 12:33
| 日記
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