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《 磯 良 の 海 》

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磯良の海に想いを寄せて

月 の 沙漠



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〈 天の海に 雲の波立ち 月の舟 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ 〉
(万葉集七巻:1068)

歌聖(柿本人麻呂)の歌です
「天を詠む」と題詞にあるので 空 を詠んだ歌です

[ 海のように 広い空に雲が波立ち、月の舟が
星の林に 見え隠れしながら 漂っているのが見えます ]


私が見た 朝の海(磯良の海)は
青空が海に映り まるで 天の海 でした
波模様が 沙漠の風紋のように拡がり
月の舟は
波の(雲の)切れ間に見え隠れしながら
どこかに 行ってしまったのでしょうか
まるで「月の沙漠」の唄が
聞こえてきそうな 景色の中を
私の魂は 「 月 読 」に 繋がっていきました



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「 月の沙漠 」
 
 月の沙漠を はるばると 旅の駱駝 (らくだ)が 行きました
 金と銀との 鞍 (くら)置いて 二つならんで 行きました

 金の鞍には 銀の甕(かめ) 銀の鞍には 金の甕(かめ)
 二つの甕は それぞれに 紐(ひも)で結んで ありました

 先の鞍には 王子さま 後の鞍には お姫さま
 乗った二人は おそろいの 白い上着を 着てました

 広い沙漠を ひとすじに 二人はどこへ 行くのでしょう
 朧(おぼろ)にけぶる 月の夜を 対の駱駝は とぼとぼと

  砂丘を 越えて 行きました
  黙って 越えて 行きました




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遠い古(いにしえ)の海を
はるばると越えてやってきた
王子と姫の物語も
「 月 読 」は 見守っていたのでしょう

明日は
満月です。








by nonkei7332 | 2014-07-11 12:00 | | Comments(2)
Commented by happysweet1205 at 2014-07-11 16:18
海に映し出される空模様
時間と共に変化していく様子を
見ているのも心地いいですね。

海の砂漠 ロマンですね^^
Commented by nonkei7332 at 2014-07-11 18:14
「月の沙漠」の原作者の 加藤まさをさんは 「砂漠」ではなく「沙漠」としたのは「沙」には「すなはま」の意味があって海岸の風景がモチーフになっているとおっしゃっています 月と海は 繋がっているんですね
写真の右奥の島は 志賀島といって 綿津見の神(安曇磯良)を祀る 神の島です
《磯良の海》のブログ名の由来です
いつも 素敵な写真 見せていただいています
これからも よろしくお願いします。

by ヒサミツ