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《 磯 良 の 海 》

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磯良の海に想いを寄せて

海 馬(かいば)

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最近 物忘れが激しい事にきずいている
歳のせいに してしまえば それきりの話だが
しかし 考えてみれば
全ての事を 覚えておく必要もないのだ
おそらく 私がこの世で経験してきた事を分類してみたら
忘れてもいいような事が七割で
あとの二割がかすかに覚えていることで
あとの一割がはっきりと覚えていることになるのだろう

忘却が世の常 だとすれば
記憶するとは 覚えることではなく
思い出すことなのだ

脳の神経細胞は産まれた時が最大で
あとは 一秒毎に一個ずつの割合で減っていくといわれている
ただ 脳の中でも 年齢に関係なく 本人次第で
神経細胞がふえていく 場所があるという
それが 海 馬 である
海馬は脳の真ん中ちかくにあって 小指位の大きさで
人の欲求 本能 自律神経 記憶 などの働きとその制御を
つかさどる 大事な働きをする脳の器官だ
なんといっても その名前が奇妙だ
ギリシャ神話に登場する
海神ポセイドン がまたがる 海馬(4頭立ての馬車を引く架空の動物)
の尾に形が似ていることから、
ルネサンス後期のイタリアで活躍したボロ-ニャ大学の解剖学者
アランティオが 1587年にこの脳部位を 海馬 と名付けたといわれている

記憶障害のアルツハイマー病になると
最初に損傷をうけるのが 海馬 らしいので
私の海馬は大丈夫なのかといつも心配になる

人は誰でも思い出という記憶がある
しかし 記憶として残っている思い出の共通している部分は
快楽や恐怖や驚愕などといった
喜怒哀楽の強かった出来事に限られている
そういった情動は
海馬のすぐ隣にある 扁 桃 体 と呼ばれる
小さな球状の対の部位によって司られている
海馬を強くするには この 扁桃体 の力が 必ず 必要で
まずは 扁桃体 のスイッチを入れなくてはならない
それには 好きだという感情を 扁桃体 に与えることだ
扁桃体が好きと判断すると 海馬との共同作業で 長期記憶として
脳の中にインプットされるというシステムになっているらしい

扁桃体というのは感情の源である
とすると 人には 好き嫌いが大事なことになる
好きな事をたくさんすれは 海馬の神経細胞がふえていくのだ

花を愛でることの大好きな私が
赤い花柄のプリントのシャツを着て
好きな人に会いに行く
これこそが
認知症にならない 私の最高の予防医療だということを
誰も知らない


海の底にいると思っていた海神(磯良の神)が脳の真ん中におられて
その海馬のそばに一対の玉である扁桃体があって 海神を補佐している
私の頭の中で 混乱した情報がいくつもあって
私の扁桃体を刺激している
そして 私の海馬はひとつの結論をひとつの記憶として
海の底深くインプットしたみたいだ



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by nonkei7332 | 2014-05-01 11:56 | 日記 | Comments(0)

by ヒサミツ