ブログトップ

《 磯 良 の 海 》

hisamitsu.exblog.jp

磯良の海に想いを寄せて

マ イ ブ ー ム


b0325317_07404005.jpg





私が 思春期だった頃
ティーンエイジャーと呼ばれる13歳から19歳までの頃に
夢中になっていた事がいくつかある
いわゆる マイブームはひとつではなかったが
最近 その頃のマイブームが 還暦を過ぎた今でも
果たして マイブームになりうるのかという
壮大な実験に挑戦している

〈ヘルマン・ヘッセ〉
〈司馬遼太郎〉
〈三国志〉
〈吉本隆明〉
〈ビートルズ〉
〈サイモン&ガーファンクル〉
〈井上陽水〉 ・・・

記憶は途切れるものだということがわかったし
そして 記憶は 甦るものだということもわかってきた
多くの事は 闇の中だが
闇の中から かすかに 光る何かに出遭うこともある

昔 なんの気なしに 歌っていた サイモン&ガーファンクルの歌
こんな歌詞だったのかと 今 あらたに 何かに出逢えた歌だった


《The Sound of Silence》

(訳詞)
暗闇君 こんにちは
また話に来たんだ
なぜって 幻がそっと忍び寄って
寝ている間に種を置いて行ったんでね
僕の頭に植えた種は
まだ芽吹いてもいない
沈黙の音の中で

目くるめく夢の中で僕は一人で歩いていたんだ
古い石畳の狭い通りを
街頭の灯りの下
僕は冷たい霧に襟を立てる
僕の目にネオンの光が突き刺さった時
それは夜の闇を割いて
沈黙の音に触れた

裸の光の中に見えたのは
一万人かそれ以上の人達
口もきかずに話している人達
耳もかさずに聞いている人達
声が出る幕のない歌を書いている人達
だれも勇気を出して
沈黙の音を破ろうとしない

「馬鹿者め」
僕は言った
「知らないのか 癌みたいに沈黙は広がっていくんだ
教えてやるから僕の言葉を聞くんだ
君たちに手を差し伸べるから僕の腕をとるんだ 」
でも 音をたてない雨粒みたいに
僕の言葉は落ちて行き
沈黙の井戸の中で こだました

そして人々は頭を垂れて 祈る
彼らの作ったネオンの神に
そしてネオンは警告の言葉を映し出す
ネオンが作り出した言葉は
こう言っていた
「預言者の言葉が地下鉄の壁に書いてある 安アパートの玄関にも」
そしてネオンは何やらささやいた
沈黙の音の中で




by nonkei7332 | 2014-04-22 07:00 | 日記 | Comments(0)