ブログトップ

《 磯 良 の 海 》

hisamitsu.exblog.jp

磯良の海に想いを寄せて

筑紫舞


筑紫舞再興三十周年記念
国宝大神社展
「 宮地嶽 黄金伝説 」

アクロス福岡にて 開催されたイベントに参加させて頂いた。

講演は 九州国立博物館の展示課長の 赤司善彦氏の
『 よみがえった宮地嶽古墳黄金の太刀 』
そして
古代史研究家の 古田武彦氏による
『筑紫舞と九州王朝』
そして 最後に 宮地嶽神社の皆様による
筑紫舞 『笹の露』「神無月の舞』が 披露された


まぼろしの秘舞 『 筑紫舞 』

シルクロードの文化は韓半島を経て北部九州にも伝えられました。
彫刻や工芸、そして音楽も伝えられ、幾多の舞も伝えられたと思われます。
現存する楽器や音調等、韓国にて伝承される音楽と我が国の雅楽等は
非常に 酷似しています
海を渡って伝えられた 楽 や 舞 は、時代と共に日本独自に発展していきます。
海人族、安曇一族の安曇磯良は芸能の名手とされ、細能を舞ったといわれてますが、
細能は田楽舞に変遷、後の猿楽となり、能楽へと発展していきます。
そして 筑紫地方に根ずいた舞、それを 筑紫舞 と申します。
続日本記 巻十(天平三年731年)の冒頭に筑紫舞が出てきますが、
筑紫地方で舞われていたので、九州王朝の宮廷舞とも言われています。
今日では消えかけている幻の筑紫舞、宮地嶽神社で復興、伝承しています。
昭和十一年にこの舞が当社奥の宮巨石古墳で舞われていたとの史実があり
その様な所から昭和五十七年、唯一無二の伝承者 西山村光寿斎が 当時の
宮司、故浄見 学に伝授、西山村光寿(現鵬扇流宗家) 筑紫(現鵬扇流家元代行)
両氏の指導により約三十曲が今日まで伝承されています。
筑紫舞の所作には跳躍や回転等、独自な振りがあり、
ルソン足やナバエ、ナンバと称される舞振り等各所に出てまいります。
王朝に伝わる “秘舞” や神に仕える者が舞う “神舞(かんめえ)”
正に幻の秘と言われる珍しい舞です
当宮地嶽神社では毎年十月二十二日 御遷座記念大祭にて 奉納されますが
舞の復興伝承以来 三十年が経過しました。
この 三十年を記念し 筑紫舞の会を開催させていただくものです。

宮地嶽神社


b0325317_23012226.jpg


b0325317_23020336.jpg


荘厳な趣をそなえた 九州王朝に伝わる 秘舞の前で
私は 時間と空間を超えて 安曇磯良の世界を堪能する事ができた
二千年もの間 歴史の裏世界の中を ひたすら伝承されてこられた多くの
伝承者達《筑紫傀儡子(ちくしくぐつし)》の悲壮なまでの想いは一つであった
「おやかたさま の為に」

宮地嶽古墳に 眠っていた 3mにもおよぶ 国宝 「金銅装頭椎大刀」
(こんごうそうかぶつちたち)いったい 誰が こんなにも大きな太刀を
何のために作ったのか そして それが納められた この古墳に眠る
真実の被葬者とは・・・
古代九州王朝の真実が やがて 明かされる日も近いみたいだ。

b0325317_23031732.jpg





by nonkei7332 | 2014-03-05 05:43 | 古代史 | Comments(0)